手づくりフェアin広島 第20回開催記念
ハンドメイドの達人インタビュー
舛井由枝さん

第4回 舛井由枝さん

作家

第4回となる今回は彫金作家として活躍されている舛井由枝さんにお話を伺います。舛井さんは作家として活動されている他に教室を開設されており、様々な人に手作りの魅了を広める活動をされています。

1.作家として活動するようになったきっかけは何ですか?

祖父が己斐で時計や貴金属を扱う店をやっていまして、小さい頃からアクセサリーを身に着けるよりも、成り立ちの方に興味を持っていました。

大学生の頃には広く浅く色々な手作り活動をしていました。その後就職、子育てを経て、「何か新しいことをしたい」との思いからフリーペーパーのライターなどいろいろなことに挑戦しました。そんな中、神戸の震災があり、本当に自分がしたいことを後悔することなくやり遂げたいという思いが強くなってきました。
そして 改めて考えたら、子どものころから親しんでいた金属に関わるものをやりたいと思い、シルバークレイのインストラクター養成教室に通い始めました。

シルバークレイを始めると彫金の技法を身に着けたい、銀とガラスを組み合わせてみたい・・・といろいろな欲が出てきてあっという間の20年間でした。 あまり悩まず、すぐに切り替えられる性格なので新しいことにチャレンジできたのだと思います。


2.教室の先生としての活動について教えて下さい。

最初は教室も販売もする気はありませんでした。インストラクターの免許を取得したあと、周りの方や先生方から勧められて教室を始めました。 私の教室はリーズナブルに誰でも気軽に楽しめるように心がけていています。私のやり方を押し付けるようなことはせず、生徒さんの感性を大事にすることを一番に考えています。おかげさまで、たくさんの生徒さんたちの個性的で素晴らしい感性にも出会えて、私も楽しませてもらっています。

コミュニケーションの場としても私にとって大切な場所です。生徒さんに笑って帰ってもらえるだけで「よかった」と思いますね。

3.20年間参加されている「手づくりフェア」について教えて下さい。

第一回の手づくりフェアには免許を取った仲間たちと参加しました。参加を続けるうちに徐々に知り合いが増えて、他県の人とも交流するようになりました。いろいろな人と交流し手作りの技術以外にも人生訓のようなものも教わってきました。自分の人生の節目節目において、すばらしいアドバイスや気づきをいただいたと思っています。

先日の大雨の災害の際には、全国からご連絡を頂きました。お互いのことを思い会える大切な仲間がいることをありがたいと思っています。

4.これからの手作りを支える若い人へメッセージをお願いします。

手作りの活動の中には始めるのにお金のかかるものや、なかなか職業として成り立たせていくには難しいものもありますが、これからの若い人にはとにかく気になるものにどんどん挑戦していって欲しいです。先行投資も大切です。えいやぁ、で踏み切る勇気も大切です。一度始めたら人の言うことに左右されずにやりたいことを納得できるまでやることが大切です。

私も今新しい技法にチャレンジ中です。今はまだ秘密ですがこれまでに習得したすべてを融合させた集大成になると思っています。素晴らしいもの作りますよ!!楽しみにしていてくださいね!

掲載日 2018年/10月12日